2025年6月14日
株式会社LINOA Founderより創業1周年のご挨拶

2024年6月14日に創業した株式会社ADvance Labは、本日2025年6月14日をもって創業1周年を迎え、社名を株式会社LINOAに変更しました。
私たちの1年間の歩みは、「好奇心によって未来概念を創造する」というビジョンと共にありました。次世代研究所「ADvance Lab」の運営を通じて、次世代研究者たちと共有してきた「ワクワク感」は、常に私たちの原動力でした。その感覚は、単なる研究活動の楽しさだけでなく、まだ見ぬ未来を創造していくことへの純粋な期待感でもありました。
2025年3月末、次世代研究所「ADvance Lab」第1期の活動を終えた私たちは大きな気づきを得ていました。それは、「研究と社会を繋げることができる環境の重要性」です。次世代研究所「ADvance Lab」に所属する次世代研究者たちは、1人1人が実現したい未来の世界観を強く持ち、同時に、その世界観の実現には研究を続けるだけでなくアクションを起こし続けることも重要だと捉えています。だからこそ、様々な活動を通じて自身と社会を接続し続けているのです。研究と社会を繋げたいと思ったときにすぐに橋がかけられる、そうした場づくりが必要であることをこの1年間で強く知ることとなりました。
こうした発見をもとに生まれたのが、「知の結晶化」を通じて未来を創造するコミュニティ『ADvance Campus』です。ADvance Campusでは、中学生から大学生までの強い好奇心を持つ「個」が、従来の枠組みを超えた幅広い探究活動を行います。各メンバーは「アゴラ」と呼ばれるチームを形成し、アゴラの語源である「古代ギリシャの公共広場」のように、自由な議論と交流を通じて新たな知見を生み出していきます。また、企業とのコラボレーションや活動支援制度を通じて、研究活動と社会実装の架け橋となることを目指しています。
そして今、私たちは新たなステージへ進もうとしています。次世代研究所「ADvance Lab」から始まった私たちの事業は、ADvance Campusの設立を経て、さらなる拡大と進化の中にあります。この新たな挑戦にふさわしい社名として「LINOA」を考えました。LINOAとは、「Line of Atlas ~ 知図の軌跡」の略称です。知の地図を描き、繋ぐことを通じてまだ小さな核である私たちから知の結晶が生まれ、そうした知の結晶たちがいずれは未来概念を創造する重要なピースになるであろうという想いが込められています。
ロゴには、ADvance Labを象徴する赤とADvance Campusを象徴する青を取り入れ、「時を超えた知の結晶を生み出す核」としての私たちLINOAを表す紫色の丸を中心に配置しました。これらはすべて1本の線で繋がっており、まるで生命力に満ちた細胞のように、これからLINOAとその周辺のコミュニティで起こる成長、統合、分裂、消滅、発生といった躍動的な変化を表現しています。

今後、LINOAが目指すのは、「細胞膜的組織」の先駆者となることです。従来の組織間連携では、明確な境界が引かれ、一方が他方の領域に踏み込むには高いハードルが存在していました。しかし、これからの時代に必要なのは、複数のアイデンティティを柔軟に行き来し、組織や個人が境界を越えて協働できる仕組みです。私たちは、その鍵を「細胞膜」のような仕組みに見出しました。細胞膜は、内と外を隔てながらも選択的に物質をやりとりし、必要な情報を受け取りながら、内部の環境を柔軟に保ちます。つまり、完全に閉ざすのではなく、適度に透過性をもち、常に流動的にかたちを変えながら、多様な存在と共存しています。このような機能を備えた「細胞膜的な境界」が、今の社会に必要だと考えています。人・モノ・お金・知識が循環し、それ自体が変化・進化していくような、そんな“動的な膜”を社会構造の中に持つこと。LINOAでは「ADvance Campus」を通じて、こうした柔らかく、しなやかで、自然発生的なイノベーションの基盤を築いていきます。この「細胞膜的組織」という新しい構造のあり方は、まさに私たちが目指す「知の結晶化」のプロセスそのものです。動的な境界の中で、知と知が結びつき、新たな価値が生まれていく、そんな未来の実現をここから始めます。
私たちは「好奇心によって未来概念を創造する」ことに向けて歩みを進めていきます。これからもワクワクとした瞬間と未来を皆様と共に描けることを心から楽しみにしております。
2025年6月14日
株式会社LINOA
代表取締役社長CEO 立崎乃衣
取締役CFO 齋藤美月
取締役CBO 谷垣聡音
