2026年3月9日
【実施報告】サイエンスキャッスルワールド2025にて中高生研究者とともに3つの取り組みを実施

株式会社LINOA(本社:東京都新宿区、代表取締役社長CEO:立崎乃衣)は、2025年12月13日・14日に東京科学大学 大岡山キャンパスにて開催された「サイエンスキャッスルワールド2025」に大会パートナーとして参画し、次世代研究者の挑戦と学びを後押しするため、以下の3つの取り組みを実施しました。
1つ目は、次世代研究所「ADvance Lab」、次世代アントレプレナーコミュニティ「ADvance Campus」の取り組み紹介を中心としたブース出展、2つ目は、若手研究者を応援する「未来エール」企画における3名の選出、そして3つ目は、LINOAが設計・開発を主導した特別企画「論文から広げる研究と仲間 分野横断・イノビジョンプログラム」の実施です。本リリースでは、これら3つの取り組みについて報告します。
1. ブース出展での活動紹介
会場内では、LINOAが運営する次世代研究所「ADvance Lab」やADvance Campusの活動紹介ブースを出展しました。来場した中高生からは、「どこから研究を始めて良いかわからなくて困っていたけれど、ここでならできるかもしれない」「同世代がここまで本気で研究していることに刺激を受けた、自分も入りたい」といった声が寄せられ、研究を“特別な人のもの”ではなく、“好奇心から始まる選択肢の一つ”として捉え直すきっかけとなる場となりました。

2. 「未来 エール」企画にて3名の次世代研究者を選出
LINOAは、サイエンスキャッスルワールド2025における「未来エール」企画に参画し、今後のさらなる挑戦が期待される次世代研究者3名を選出しました。
本企画では、研究内容そのものの完成度だけでなく、研究に向き合う姿勢や問いの立て方、将来に向けた広がりの可能性といった観点を重視しました。選出された3名には、研究活動を後押しするメッセージとともに、次の一歩へ進むためのエールを贈りました。

3. 【特別企画】論文から広げる研究と仲間 分野横断・イノビジョンプログラム
サイエンスキャッスルワールド2025では、LINOAが企画・設計・開発を主導した特別企画「論文から広げる研究と仲間 分野横断・イノビジョンプログラム」を実施しました。本企画は、分野や学校の枠を越えて集まった中高生が、“論文”を起点に対話し、未来の研究や仲間とのつながりを描く90分間のワークショップです。
論文を「読む」技術と、「問いを広げる」視点
ワークショップではまず、論文をどのように読み解くかについて、Abstract・Materials and Methods・Results and Discussion・Conclusionといった構成要素に着目しながら解説を行いました。参加者からは、「急いでいるときはAbstractとConclusionを読めば全体像がつかめることを知った」「Figureの意味を考えることが大切だと気づいた」「日本語論文も英語論文も、基本的な読み方は共通していると分かった」といった学びが共有されました。
また、「何が分かった論文か」だけでなく、「なぜその研究が行われたのか」「研究者は何を変えたかったのか」という目的や課題意識に注目することで、論文の解像度が上がり、自身の研究にも応用しやすくなるという気づきも多く挙げられました。
分野横断だからこそ生まれる、自由な発想
後半のディスカッションでは、論文を起点に「自分なら何をやってみたいか」「次にどんな研究につながりそうか」と分野横断の対話を行いました。参加者からは、海洋分野でのカーボンナノチューブ活用、甘味の比較、脳波と記憶の関係、魚類の認識能力、カイコや鳥の行動研究など、多様でユニークなアイディアが次々と生まれました。
「班の人の話を聞いて新しい問いを思いついた」「自分の専門分野の論文をもっと広く読んでみたい」「英語論文にも挑戦してみたい」といった声からは、他者の視点との交差が、新たな研究の芽を生む様子がうかがえました。
同世代の研究者と出会う場として
参加者アンケートでは、「論文を読むワークショップが純粋に楽しかった」「説明が分かりやすく、安心して議論できた」「同世代で研究をしている人と話せて刺激を受けた」といった感想が多く寄せられました。お互いお研究への興味から個別に連絡先を交換している参加者の姿も見られ、今後の共同研究等への発展の可能性が感じられました。
研究を続けるための“原体験”として
LINOAが本特別企画で目指したのは、論文の読み方を学ぶこと自体だけではなく、研究を他者と語り、広げていく楽しさを実感することです。一つの論文から読み取れることは一つではなく、着眼点の数だけ未来の研究が存在する。その感覚を、参加者一人ひとりが持ち帰れる場となりました。
今後に向けて
LINOAは、サイエンスキャッスルワールド2025での取り組みを通して、次世代研究者が分野や立場を越えてつながり、自らの好奇心を未来へとつなげていく場づくりの重要性を改めて実感しました。
今後もLINOAは、「好奇心によって未来概念を創造する」を体現するため、研究と社会、個と個が交差する場を設計し続けていきます。
【お問い合わせ】
株式会社LINOA サイエンスキャッスルワールド担当
お問い合わせフォーム:https://www.linoa-lab.co.jp/contact








