2026年7月26日
【登壇報告】代表 立崎乃衣がSPIKESセッション「地球のバグを暴き、宇宙のインフラを創れ。」に登壇

株式会社LINOA(本社:東京都新宿区、代表取締役社長CEO:立崎乃衣)は、2026年7月3日、京都市勧業館みやこめっせで開催されたトガッた学生のための祭典「SPIKES」のトークセッション「【SP3-1】地球のバグを暴き、宇宙のインフラを創れ。~『未踏』をハックする異能のハッカーたち~」に、代表の立崎乃衣が登壇したことをお知らせいたします。
本セッションでは、UntroD Capital Japan株式会社 代表取締役社長の永田暁彦氏をモデレーターに、Amateras Space Inc. CEOの蓮見大聖 氏と立崎が登壇しました。投資・事業・共同体という3つの視点から、宇宙研究を社会実装するために必要な技術開発、事業設計、人材や組織のあり方について議論しました。
SPIKES HP: https://spikes.4s.link/
セッション概要: https://ivs.4s.link/sessions/sp3-1
宇宙研究を社会へ届けるための、投資・事業・共同体
セッションでは、宇宙産業をロケットや衛星だけで捉えるのではなく、宇宙服、生命維持、素材、バイオ、食、医療、通信、エネルギー、居住など、多様な分野が相互に関わる複合的な産業として捉える必要性が共有されました。
蓮見氏からは、宇宙服を単なる衣服ではなく、生命維持、熱制御、身体防護、センシングなどの機能を統合した「一人用の宇宙船」として開発する構想が紹介されました。また、宇宙服の開発から生まれる水冷・熱制御・防護技術などを、廃炉、高温の製造現場、プラント、防災といった地上の極限環境にも応用する、デュアルユースの重要性についても語られました。
永田氏からは、長期間の研究開発を必要とするディープテック事業において、研究者と経営・ファイナンス・事業開発の専門家がチームを組むことの重要性や、大きな未来像を短期の実証、売上、資金調達、採用へとつなげる事業設計について見解が示されました。
組織の「壁」を、人・物・金・知識が行き来する「膜」へ
立崎は、自身が9歳から続けてきたロボット開発や、技術を社会へ接続する活動を紹介するとともに、LINOAが次世代研究所「ADvance Lab」や次世代コミュニティ「ADvance Campus」の運営を通じて取り組む、次世代研究者・アントレプレナーの支援について話しました。その中で、企業、研究機関、コミュニティなどの組織間に存在する硬い「壁」を、人・モノ・お金・知識が必要に応じて行き来できる「膜」へと変えていく「細胞膜型組織」の構想を紹介しました。
月面や火星で人が暮らす未来をはじめ、一人や一社だけでは実現できない大きな未来像に向かうためには、それぞれの組織が専門性やアイデンティティを保ちながら、分野や立場を越えて協働できる環境が必要です。LINOAでは、個別の組織間連携をその都度設計するだ けでなく、多様な人が同じ未来像を共有することで、領域を越えた共同研究やプロジェクトが自然に生まれる状態を目指しています。
立崎は、現在の中高生・大学生を中心とする次世代研究者が、20年後、30年後にそれぞれの専門分野で研究や事業を担った際、今から築いてきた関係性が分野横断型のプロジェクトを立ち上げる基盤になると語りました。
「好き」や「ワクワク」を、明日の具体的な一歩へ
セッション後半では、長期間にわたる挑戦を続ける原動力や、若い世代が宇宙産業やディープテック領域へ関わる方法についても議論しました。
立崎は、早い段階で明確な肩書きや実績を持っている必要はなく、自分が本当に面白いと感じることや、つくる過程そのものへの喜びを大切にしてほしいと参加者へ伝えました。
現在は周囲から理解されない活動や、成果が現れるまでに長い時間を必要とする挑戦であっても、問い続け、つくり続けることで、未来の誰かが「この活動があったから今の世界がある」と思えるものにつながる可能性があります。
参加者に対し、自分が強くワクワクする領域を守りながら、その思いを「明日から何をするか」という具体的な一歩へ変えていくことを呼びかけ、セッションを締めくくりました。
LINOAは今後も、次世代研究者・実践者の好奇心を起点に、研究、企業、資金、知識が組織や世代の枠を越えて交差する環境をつくり、長期的な未来の社会実装につながる取り組みを進めてまいります。

登壇セッション概要
セッション名: 【SP3-1】地球のバグを暴き、宇宙のインフラを創れ。~『未踏』をハックする異能のハッカーたち~
開催日時: 2026年7月3日(金)10:30~11:20
会場: 京都市勧業館みやこめっせ B1F SPIKES STAGE(IVS2026内)
登壇者:
永田 暁彦 氏 (UntroD Capital Japan株式会社 代表取締役社長 | モデレーター)
蓮見 大聖 氏 (Amateras Space Inc. CEO)
立崎 乃衣 (株式会社LINOA 代表取締役社長CEO)

SPIKESについて
SPIKESは、起業家、研究者、エンジニア、クリエイターなど、多様な領域で挑戦する学生が集まる、トガッた学生のための祭典です。2026年7月1日から3日まで、IVS2026の学生向けエリアとして京都市勧業館みやこめっせで開催されました。トークセッション、ピッチ、ハッカソンなどを通じて、参加者が新たな視点と出会 い、次の行動へ踏み出す機会を創出しました。
お問い合わせ
株式会社LINOA
お問い合わせフォーム:https://www.linoa-lab.co.jp/contact








