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2026年8月14日

【レポート】AIの最前線から標本づくりまで。専門が交差する雑談の裏側(ADvance Campus | ランダムシンポ)

【レポート】AIの最前線から標本づくりまで。専門が交差する雑談の裏側(ADvance Campus | ランダムシンポ)

株式会社LINOA(本社:東京都新宿区、代表取締役社長CEO:立崎乃衣)が運営する次世代アントレプレナーコミュニティ「ADvance Campus」では、異なる好奇心や専門性を持つメンバーが偶発的に出会い、対話を広げる「ランダムシンポ」を定期開催しています。今回のキーワードは「マニアックな偏愛」。AIの最新活用法から始まり、標本づくりや3Dモデリングなど、参加者それぞれの深く偏った好奇心がシームレスに交差する時間となりました。


論文要約から思考の壁打ちまで。それぞれの「AI活用法」

対話の口火を切ったのは、日常的な「生成AIの活用法」についての話題でした。

「海外論文のPDFを投げ込んで、研究の目的や限界を要約させている」「プログラミングの授業のサポートに使っている」といった、高度なリサーチや開発ツールとしての使い方を語る参加者がいる一方で、「誰にも言えない愚痴を聞いてもらっている」という意外な活用法を明かす参加者も。

単なる技術の話にとどまらず、それぞれの参加者がAIという新しい道具を、自分の研究や生活のなかにどう組み込んでいるかという「探究のスタイル」が立ち上がる時間となりました。


「透明標本づくり」で偶然つながる好奇心

場が特に盛り上がったのは、それぞれの「趣味」について深掘りした場面です。

ある参加者が「薬品を使って魚のタンパク質を透明化し、骨を赤や青に染める『透明標本』づくりに没頭している」と語ると、一見ニッチなその趣味に対し、別の参加者が「実は自分も文化祭で、タツノオトシゴなどの骨格標本を大量に制作したことがある」と呼応しました。

普段は異なる領域で活動していても、生体組織を薬品で処理し、美しさを抽出するというマニアックな経験が、思いがけない共通点として浮かび上がります。全く交わるはずのなかった専門的な経験が、ランダムな対話のなかでカチッと噛み合った瞬間でした。


日常の手触りが「探究の種」に変わる空気

他にも、ゲーム空間での3Dモデリングに3000時間以上を費やし、立体物を構築し続ける参加者や、スーパーに並ぶ新生姜やゴールドキウイから季節の移ろいを発見して料理を楽しむ参加者、そして自然豊かな環境での川遊びやバイクへの憧れを瑞々しく語る参加者など、話題は多岐にわたりました。

後半では、夏のオープンキャンパスでのポスター発表に向けて「研究と呼べるようなものがない」と不安を口にする参加者に対し、「自分の好きなものを見せるだけでも立派な発表になる」と背中を押すやり取りが生まれました。

一見バラバラに見える「ただの好きなこと」や「好奇心の発展」が、誰かと語り合うことで輪郭を持ち、次なる活動や探究の種へと変わっていく。そんなADvance Campusらしい、温かくも知的な熱気に包まれたセッションとなりました。



【ADvance Campusとは】

ADvance Campusは、中学生から大学生までの好奇心あふれる「個」が集い、分野を越えた自由な探究活動を行う場です。

メンバーは自身の関心に基づき「アゴラ」と呼ばれるチームを組成し、専門性を追求しながら互いに知を磨き合います。

「アゴラ」とは、古代ギリシャの公共広場の名に由来し、議論・交流・創造が生まれる場を意味します。ADvance Campus内の「アゴラ」のひとつであるADvance Labでは、次世代研究者たちがそれぞれの好奇心に基づいた自主的な研究活動を支援してきました。

ADvance Campusでは、こうした「知の結晶化」が日々生まれる、次世代型の知のコミュニティを目指しています。

▶️詳細はこちら:ADvance Campus紹介ページ


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