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2026年8月14日

【レポート】世界大会の裏側からドローン開発、フェイスシールド配布まで、『立崎乃衣』が語り尽くす「ものづくり」セッション(ADvance Campus | ランダムシンポ)

【レポート】世界大会の裏側からドローン開発、フェイスシールド配布まで、『立崎乃衣』が語り尽くす「ものづくり」セッション(ADvance Campus | ランダムシンポ)

株式会社LINOA(本社:東京都新宿区、代表取締役社長CEO:立崎乃衣)が運営する次世代アントレプレナーコミュニティ「ADvance Campus」では、異なる好奇心や専門性を持つメンバーが偶発的に出会い、対話を広げる「ランダムシンポ」を定期開催しています。今回のキーワードは「ものづくりとエンジニアリング」。小学生時代の原体験から国際ロボコンにおける開発の裏側、そして社会課題に挑むプロジェクトまで、技術と情熱が交差する対話が展開されました。


純粋な好奇心から生まれた「無いものは作る」哲学

今回のランダムシンポは、立崎の「9歳から13年間、毎年ロボットを作り続けてきた」という圧倒的な軌跡の紹介から幕を開けました。話題は、自動運転車を作りたかったという幼少期の純粋な憧れへと遡ります。

特に参加者の関心を惹きつけたのは、小学生時代に開発したカニ型ロボットのエピソードです。当時の立崎は色の識別センサーの存在を知らず、赤・青・緑のLEDを順番に光らせてその反射光の強弱から色を判別するという機構を、自らの理論で組み上げました。「無いものは自分で作ればいい」。その気づきが、現在のあらゆる開発の起点になっていることが明かされ、場は深い納得感に包まれました。


泥臭く制約を乗り越える、国際ロボコンの舞台裏

話題が中高生時代の国際ロボコンへと移ると、対話は一気に熱を帯びました。当時のチームで共に活動していた後輩メンバーも交え、高度な技術開発の裏にある「泥臭い現実」が次々と語られます。

高さ2mを超える巨大なロボットを数ヶ月で設計・製作するプレッシャー。大会直前に発覚した7kgの重量オーバーを、金属部品を削り直して乗り切ったエピソード。さらには、完成した機体を分解してスーツケースに詰め込み、海外の試合会場へ運んだという話には、他の参加者からも驚きの声が上がりました。

CAD上で数百のパーツを緻密に組み上げる設計力だけでなく、企業にメールを送り自ら依頼して、スポンサーを集める交渉力も必要になる世界。華やかな国際大会の裏側には、中高生たちが知恵を絞り、予期せぬトラブルを乗り越えていく壮絶なドラマがあったことが鮮やかに描き出されました。


技術を社会へ。プロジェクトと仲間のつながり

ロボット開発で培われた推進力は、やがて社会課題の解決へと結びついていきます。コロナ禍においてロボコンチームの活動が休止となった後、立崎が個人で立ち上げたフェイスシールドの寄付活動や、森林再生プロジェクトにおけるドローン用の種蒔き機構の開発など、培った技術を社会実装していくプロセスが共有されました。

対話の後半では、かつてのチームメンバーから当時の写真や動画が飛び出す一幕も。「試合開始直後に段差の衝撃でケーブルが抜け、ロボットが沈黙した」「長文の仕様連絡が怖かった」といった笑い話が交わされ、場は一気に和やかな空気に包まれます。

高度な専門性や果てしない探究心も、根本には仲間との生々しいやり取りや、試行錯誤の歴史がある。技術的な知見だけでなく、物づくりにかける熱量とコミュニティの温かさが同居する、ADvance Campusならではの濃密なセッションとなりました。



【ADvance Campusとは】

ADvance Campusは、中学生から大学生までの好奇心あふれる「個」が集い、分野を越えた自由な探究活動を行う場です。

メンバーは自身の関心に基づき「アゴラ」と呼ばれるチームを組成し、専門性を追求しながら互いに知を磨き合います。

「アゴラ」とは、古代ギリシャの公共広場の名に由来し、議論・交流・創造が生まれる場を意味します。ADvance Campus内の「アゴラ」のひとつであるADvance Labでは、次世代研究者たちがそれぞれの好奇心に基づいた自主的な研究活動を支援してきました。

ADvance Campusでは、こうした「知の結晶化」が日々生まれる、次世代型の知のコミュニティを目指しています。

▶️詳細はこちら:ADvance Campus紹介ページ


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