2026年8月15日
【受賞報告】次世代研究所「ADvance Lab」1期生・小松和滉さんがISEF 2026にて植物科学部門 優秀賞2等、特別賞2件を同時受賞

株式会社LINOA(本社:東京都新宿区、代表取締役社長CEO:立崎乃衣)は、当社が運営する次世代による次世代のための研究所「ADvance Lab」(以下、ADvance Lab)1期生の小松和滉さんが、2026年5月に米国アリゾナ州フェニックスで開催された世界最大規模の高校生向け科学研究コンテスト「リジェネロン国際学生科学技術フェア(Regeneron ISEF)2026」において、植物科学(Plant Sciences)部門 優秀賞2等を受賞したことをお知らせいたします。
小松さんは、部門優秀賞に加え、協賛団体から贈られる特別賞「アリゾナ州立大学賞」および「トルコ科学技術研究会議(TÜBİTAK)賞1等」も同時に受賞し、計3つの賞を獲得しました。日本代表のファイナリストが部門優秀賞と2つの特別賞を同時に受賞するのは、12年ぶりの快挙となります。
LINOAは、ADvance Labの運営を通じて、研究費や学会参加機会の提供、研究者同士のコミュニティ形成など、次世代研究者が自身の好奇心を起点に研究を進め、社会へと接続していくための活動を支援しています。
※日本サイエンスサービス撮影
研究テーマについて
「オジギソウの刺激識別と学習能力 ― 刺激装置とAI葉開閉度評価を用いた実証 ―」
脳や神経系を持たないとされる植物が、外部から受ける刺激の種類を識別し、不要な反応を抑制する「馴化・学習」のような振る舞いを示すのか――。小松さんは、この問いに対し、自作の物理的な刺激装置と、AIによる画像解析(葉の開閉度の自動評価)を組み合わせる独自の手法でアプローチしました。観察に頼りがちだった植物生理学の実験に定量的・客観的な評価軸を持ち込み、オジギソウが刺激を識別し反応を調整するメカニズムを実証的に検証した点が高 く評価されました。
伝統的な基礎生物学のテーマに最新のAI画像解析を融合させた本研究は、AI×バイオロジーの好例として、世界の強豪が並ぶ植物科学部門で高い評価を獲得しました。
受賞概要
大会名: リジェネロン国際学生科学技術フェア(Regeneron ISEF)2026
開催期間: 2026年5月9日(土) ~5月15日(金)
開催場所: 米国アリゾナ州フェニックス
受賞者: 小松 和滉さん (長野県諏訪清陵高等学校3年・生物部, ADvance Lab 1期生)
受賞内容:
植物科学(Plant Sciences)部門 優秀賞2等
アリゾナ州立大学賞
トルコ科学技術研究会議(TÜBİTAK)賞1等
小松和滉さんについて
所属:
長野県諏訪清陵高等学校3年・生物部
ADvance Lab 第1期研究員
外部連携:
東京大学大学院総合文化研究科
UTokyoGSC-Next受講生として、末次憲之准教授らの指導を受ける
国内での主な実績: 2025年12月に開催された「第69回日本学生科学賞」中央表彰式において、最高賞の一つである「科学技術政策担当大臣賞(高校生物部門)」を受賞。この実績により、ISEF 2026への日本代表派遣が決定しました。
※ISEFは、各国・地域の提携フェアで選抜された生徒のみが出場できる国際大会です。日本国内の提携フェアは、読売新聞社が主催する「日本学生科学賞」と、朝日新聞社・テレビ朝日が主催する「高校生・高専生科学技術チャレンジ(JSEC)」の2大会です。
ADvance Labについて
ADvance Labは中学生から大学生まで幅広い年齢層の研究員が在籍し、最先端の研究やワークショップ企画・開催などを行う、次世代による次世代のための研究所です。ADvance Labでは個々の次世代研究者が専門分野での知見を深め、相互に学び合い、社会に貢献するための多様な活動を行うことで、次世代研究者の研究コミュニティーの醸成を行うとともに、学術成果の発表や技術の実用化、社会活動を通じて未来社会の発展に貢献します。
詳しくはこちら: https://adlab.lne.st/
お問い合わせ
株式会社LINOA ADvance Lab担当
お問い合わせフォーム:https://www.linoa-lab.co.jp/contact




